【2020年】これから選ぶWi-Fiルーターおすすめ10選と最適な設置場所・電波の種類について

スマートフォンやタブレット以外にも、最近ではゲーム機や電化製品・スマートスピーカーなどインターネットに接続のできる端末が増えてきています。

Wi-Fiに接続する台数が多いと、Wi-Fiルーターも接続する台数に応じたタイプでないとネットが途中で切断されたり、通信速度が低下することもあります。

無線LANのパッケージには2.4GHzや5GHzと書かれてあるのは一度は目にした事はあるはず、また最近ではWi-Fi6と呼ばれる規格もあって、初めての方は選ぶ時に悩みます。

そこで今回は、初めての方や無線LANを買い替える方向けに最適な設置場所や選び方を解説していきます。

はじめに

利用台数について

スマートフォンやノートパソコンなど利用する台数や人数なども把握しておきましょう。最近では家電なども遠隔操作ができたりと同時にネットに接続するシーンが増えてきますので、まずは大体の接続する台数を把握しておきましょう。

部屋の間取りについて

部屋の間取りも確認しておきましょう。Wi-Fiルーターの設置箇所から距離が離れたり、建物構造によって電波のレベルが低下して、通信速度も低下します。最近では中継機やメッシュと呼ばれる機能で電波の届きにくいエリアもカバーのできるモデルもありますので、無線がよく途切れる・通信速度が遅い。などで買い替えする際は中継機も選択肢に入れておきましょう。

ポイント

無線LANのパッケージや仕様欄に利用人数や間取りの記載があるものがありますので購入時の参考にしましょう。

無線の通信規格・周波数について

 
規格 最大通信速度 周波数
IEEE 802.11a 54Mbps 2.4GHz
IEEE 802.11b 11Mbps 2.4GHz
IEEE 802.11g 54Mbps 5GHz
IEEE 802.11n 600Mbps 2.4/5GHz
IEEE 802.11ac 6.9Gbps 5GHz
IEEE 802.11ax 9.6Gbps 2.4/5GHz
Wi-FIルーターの通信規格には様々な種類があります。現在販売されている機種の半数以上は11ac規格のもので、2019年に登場した規格11ax通称「Wi-Fi6」が新規格であります。

Wi-Fi6の特徴

通信速度がはやい。最大通信速度9.6Gps
同時接続でも、安定して通信ができ・速度が低下しにくい。
周波数も2.4/5GHz両方対応しているので障害にも強い特性があります。

2.4GHzの特徴

メリット
・電波の飛距離が長い。
・壁などの障害物に強く、隣の部屋や上の階の部屋にも電波が届きやすい。
・少し前の端末等対応している機器が多い。

デメリット
・2.4GHzは古い電話機の子機など、電子レンジなどの帯域と同じなので干渉して接続が途切れる可能性がある。
・5GHzと比較すると速度が遅い。

5GHzの特徴

メリット
・2.4GHzと比較すると高速通信が可能。
・他の帯域とは干渉がしにくい帯域。

デメリット
・障害物には弱い為、設置場所から離れると途切れやすい。
・古い端末や一部の機器では対応していないケースがある。

Wi-Fiルータの通信速度がWi-Fi5Wi-Fi6の6.9/9.6Gbpsの速度は理論値である為、必ず最大値の速度が出るわけではありません。

ほとんどの光回線の速度は1Gbps。(※理論値)までなので、これを超える速度はでません。
Wi-Fiルータは設置場所から離れると通信速度が減退しますので、Wi-Fiルータに関しては速度が早い方が安定した通信ができます。

また、古いルーター長く使っている場合などは理論値で54Mbpsしかでないので、ここから速度が低下するとなると、動画の視聴やwebページが中々表示されないなどが考えられます。

設置場所について

設置する場所に関しては、元々の光回線の引き込みもあるので中々難しいのですが、できる限り障害物の少ない場所で、自宅の中心やよく利用する部屋に設置するなども考慮しておきましょう。

障害のある避けたい設置場所

キッチンの水回りや水槽の近く。
Wi-Fi電波は水通過しにくいので、水回りの近くは避けましょう。
また水濡れの故障を招く可能性もあります。

電子レンジや古い電話機の近く、分電盤の中。
電子レンジや古い電話機の子機などは周波数がWi-Fiルーターと同じ2.4GHzになるので障害が起きやすいので避けましょう。また分電盤の中に入れるのも避けましょう。電波が遮断されます。

フローリング などの床に直置き。
基本的にはWi-Fiの電波は本体から360°球体に広がるようになっていますので、床から1M以上離した位置が理想です。

鉄骨やコンクリート戸建て住宅におすすめ。

鉄筋コンクリートの場合は、コンクリートや鉄骨に電波が遮断されますので、メッシュタイプがおすすめです。複数台設置して、電波を網目状に広げて接続できるエリアをカバーします。

ワンルームや一人暮らしにおすすめ

Wi-Fi6対応モデル

まとめ

最近では様々な種類のWi-Fiルーターが発売されています。実際に経験したケースですが、今まで電波が届きにくかった場所もメッシュ対応のものを選択すれば対応できたケースもあります。
電波が悪くて買い替えなどを検討されている方は設置場所を変えると回線が改善される場合もありますので、試してみるのも良いでしょう。

また最近ではネット契約の際にレンタルや特典で、Wi-Fiルーターが提供されるケースもあります、契約する会社にもよって違いますが、中には中々スペックの高い無線ルーターを特典で提供してくれるケースもありますし、逆にスペックが低く結局後で買い替えたという事もよくありますので、レンタルや提供してくれる場合は、契約まえにWi-Fiルーターの機種はよく確認しておきましょう。

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